
ボクと同じく麒麟ロスのあなた、こんな時期は歴代大河ドラマを見返してはどうでしょうか。まだ見ていない作品があればこの機会に要チェックですよ!
昔の大河ドラマを見たいと思っても、全部見るのは40時間近くかかるのでハズレを引きたくないですよね。
大河ドラマを選ぶうえで一番気になるのは視聴率ですが、本当の面白さは必ずしも視聴率に比例しません。なぜなら視聴率は
- 出演俳優のその時の人気
- 前年作品の勢い
- 裏番組の視聴率
- テレビ視聴率全体の低下トレンド
など、その作品の魅力以外の要素で左右されやすいからです。
そこで今回は視聴率ではなく、大河ドラマDVDのAmazonでの口コミ数と星の数+Filmarks口コミをもとに、大河ドラマ本当の人気ランキングTOP10【2000年~】を作成しました。
大河ドラマぐらいの知名度と歴史があるとそれなりの口コミ数が集まるので、結構信頼できる指標になっていると思います。
また後半では、時間を無駄にしたくないから絶対にハズレは勘弁!という方のためにワースト3も紹介します。(あくまでAmazon口コミによるものなので、好きな人はごめんなさい)
リサーチする時間がないあなたのために、後悔させないランキングになっていると思いますよ。
それではどうぞ!
この記事の目次
大河ドラマ作品一覧 (2000年~)
放映 | 作品名 | 主演 | 平均視聴率 |
2020 | 麒麟がくる | 長谷川博己(明智光秀) | - |
2019 | いだてん | 中村勘九郎(金栗四三)阿部サダヲ(田畑政治) | 8.2% |
2018 | 西郷どん | 鈴木亮平(西郷隆盛) | 12.7% |
2017 | おんな城主 直虎 | 柴咲コウ(井伊直虎) | 12.8% |
2016 | 真田丸 | 堺 雅人(真田信繁) | 16.6% |
2015 | 花燃ゆ | 井上真央(杉文) | 12.0% |
2014 | 軍師官兵衛 | 岡田准一(黒田官兵衛) | 15.8% |
2013 | 八重の桜 | 綾瀬はるか(新島八重) | 14.6% |
2012 | 平清盛 | 松山ケンイチ(平清盛) | 12.0% |
2011 | 江~姫たちの戦国~ | 上野樹里(江) | 17.7% |
2010 | 龍馬伝 | 福山雅治(坂本龍馬) | 18.7% |
2009 | 天地人 | 妻夫木 聡(直江兼続) | 21.2% |
2008 | 篤姫 | 宮﨑あおい(篤姫) | 24.5% |
2007 | 風林火山 | 内野聖陽(山本勘助) | 18.7% |
2006 | 功名が辻 | 仲間由紀恵(千代)上川隆也(山内一豊) | 20.9% |
2005 | 義経 | 滝沢秀明(源義経) | 19.5% |
2004 | 新選組! | 香取慎吾(近藤勇) | 17.4% |
2003 | 武蔵 MUSASHI | 市川新之助(宮本武蔵) | 16.7% |
2002 | 利家とまつ | 唐沢寿明(前田利家)松嶋菜々子(まつ) | 22.1% |
2001 | 北条時宗 | 和泉元彌(北条時宗) | 18.5% |
2000 | 葵 徳川三代 | 津川雅彦(徳川家康)西田敏行(徳川秀忠)尾上辰之助(徳川家光) | 18.5% |
平均視聴率が高い順から並べると
- 2008年 篤姫 24.5%
- 2002年 利家とまつ 22.1%
- 2009年 天地人 21.2%
↓
↓
↓ - 2012年 平清盛 12.0%
- 2019年 いだてん 8.2%
という順番ですね。
果たして「本当の人気」ランキングはどうなるでしょうか!
歴代大河ドラマ 本当の人気ランキングTOP10【2000年~】
2000年以降の大河ドラマ作品について
- 口コミ数 = 人気度
- 星の数 = 満足度
という観点で集計を行い、ランキングしました。
(全くDVD化されていない2003年「武蔵」と放映中「麒麟がくる」は除きます)
- 紹介した作品の画像はAmazonの商品ページにリンクしているので、実際に評価を見たい方はクリックしてみてください。
- ほとんどの作品はNHKオンデマンドで見ることができます。
➡U-NEXT経由で無料トライアルを申し込むと、NHKオンデマンドは月末まで無料視聴できます。(詳細は関連記事)
- NHKオンデマンドで現在配信していない作品は、TSUTAYA DISCASのDVDレンタルで見ることができます。
➡ TSUTAYAの31日間無料トライアルがあるので、無料レンタルができます。 - 紹介した作品の下にNHKオンデマンド、TSUTAYAのリンクボタンを設置してあるので利用してみてください。
第10位 風林火山
戦国武将、武田信玄の軍師を務めた山本勘助の一生を描いた作品
人気度 | |
---|---|
満足度 |
作品概要
戦国時代、甲斐(かい)の武田信玄に仕えたとされる軍師・山本勘助の夢と野望に満ちた波乱の生涯を中心に、戦国の世を懸命に生き抜いた人々の姿を描く人間ドラマ。
理想の主君・信玄(市川亀治郎)、永遠のヒロイン・由布姫(柴本幸)のために、すべてをなげうって無償の愛をささげる勘助(内野聖陽)の熱き戦い。その前に宿敵、上杉謙信(Gackt)が立ちはだかる。
原作は放送年に生誕100周年を迎えた井上靖の同名小説。
(以下すべて作品概要出典:NHK)
キャスト
内野聖陽、市川亀治郎、ガクト(Gackt)、柴本 幸、池脇千鶴、浅田美代子、金田明夫、田辺誠一ほか
原作:井上靖 脚本:大森寿美男 音楽:千住明 語り:加賀美幸子
- ただただ内野聖陽もいう稀有な役者が堂々たる演技と役作りで見せてくれた
- 私は前半が面白かったです、というより前半の勘助の姿勢が好きでした。勘助が血にまみれ、泥にまみれ、出世欲にまみれ、生きる事に必死のギラギラした姿に惹き付けられて見ていました。
- 本作では、原作に無い脚本家のオリジナルが第1話〜第10話の信虎追放まで描かれます。これが必見です!
- 主人公が詐術を駆使するシーンが多く「演技をする演技」など細やかな芝居が絶妙な内野、10代から老年までを顔と声で演じ分ける市川の技量は、地味な俳優故の放映当初のブーイングを力でかき消してみせた、特筆に値するもの。
- 本ドラマの主人公は善人ではありませんし、主人公だけでなく、敵役、脇役のそれぞれが己の利害を打算しています。そのような人間たちの欲望に素直で活き活きとした描写こそが本ドラマの魅力の一つでしょう
第9位 平清盛
平安末期を代表する武将・平清盛の一生を松山ケンイチが初主演。
人気度 | |
---|---|
満足度 |
作品概要
本当の親を知らないまま、武士の新興勢力・平氏の下で育てられた清盛は、養父・忠盛と共に海賊退治を行い、一人前のサムライに鍛え上げられる。
やがて武士の頂点に立ち日本の覇者となる。争いではなく、交易こそがこの国の豊かになる道だと人々に説いた男。
「平家物語」ではアンチヒーローとして描かれた男に新たな光を当て、躍動感とエネルギーにあふれる男として描く。
キャスト
松山ケンイチ、玉木 宏、深田恭子、松田翔太、藤木直人、檀 れい、松雪泰子、中井貴一 ほか
作:藤本有紀 音楽:吉松隆 語り:岡田将生
- 評価が低かった理由がいまだに判らない。清盛がダークサイドに堕ちていくくだりが素晴らしかった。
- 大河らしからぬ大河だった。面白かったなぁ、作中何回泣いたかわからない。こんなに面白いならもっと早くに見ておくべきだったな。
- 素晴らしい大河ドラマだった。特に晩年の清盛の演技は鬼気迫るものがあった。
- 大河だから、と言って堅苦しいドラマではありません。20代前半の私が観ても面白いと感じました。
- 当時の低視聴率や心無い某知事の発言等により、一般大衆にはイメージの良くない作品。 未だに正当な評価を受けていない名作。

第8位 おんな城主 直虎
戦国時代に男の名で家督を継いだ「おんな城主」がいた――。
人気度 | |
---|---|
満足度 |
作品概要
戦国時代に男の名で家督を継いだ「おんな城主」がいた―。
遠江(静岡県西部)井伊家の当主、井伊直虎である。
戦のたびに当主を殺され、ただひとり残された姫が、「直虎」と勇ましい名を名乗って乱世に立ち向かった。
愛を貫いて自ら運命を切り開き、戦国を生き抜いた女の激動の生涯を描く。
キャスト
柴咲コウ、三浦春馬、高橋一生、杉本哲太、財前直見、貫地谷しほり、吹越 満、宇梶剛士 ほか
作:森下桂子 音楽:菅野よう子 語り:中村梅雀
- 何十年もドラマや映画を見続けてきて、ようやく出会えたこれぞ「役者」、それが高橋一生。どんな役も「○○○○が演じている△△」でしかない役者ばかりの中、小野政次を生きる彼は感動です。
- 放送開始当初は、子役の多用や“明るく一途なヒロイン像”に「連続テレビ小説」テイストを感じて鼻白んだりしたものだ。ところが、毎週観るうちにハマる、ハマる(*^。^*)。緻密に張り巡らされた伏線の、中盤からクライマックスまでの見事な回収ぶり。
- リアタイでは綿毛の前あたりで脱落しかけたのですが、綿毛と種子島の流れから現在のドハマりに転げ落ちたと思う。これはもう小野但馬守政次の存在が絶大で、相乗効果で関係者の魅力を浮き彫りにしている(ような気がする)
- 33話はあまりの熱演に涙しました。それ以外の話も容赦のない残酷な演出が素晴らしいです。
第7位 八重の桜
さあ行こう、戊辰戦争のその先へ…!
人気度 | |
---|---|
満足度 |
作品概要
母の願いをよそに、男まさりに育った少女は、会津・鶴ヶ城に女たちと立てこもり、銃を持って戦った…。
山本八重、“不義には生きない”会津の頑固女!維新後、アメリカ帰りの新島襄の妻となり、男尊女卑の世情の中、時代をリードする“ハンサムウーマン”となっていく。
会津武士道の魂を守り抜き、生涯自分の可能性に挑み続け、すべての人の幸福を願った新島八重と、その仲間たちの愛と希望の物語。
キャスト
綾瀬はるか、 西島秀俊 、長谷川博己 、風吹ジュン 、松重 豊 、長谷川京子 、綾野 剛 、小栗 旬 、剛力彩芽 ほか
作:山本むつみ 音楽:坂本龍一、中島ノブユキ 語り:草笛光子
- 15話迄の脚本はすべて山本むつみ氏ですが、リズム感があり、緩急が上手い山本さんの青春群像的な『八重の桜』は、大河に新しい風を感じさせます。
- 特筆すべきは、松平容保役の綾野剛の熱演。苦渋の決断が多かった松平容保が特に印象に残っています。
- 綾瀬はるかさんが凛々しくてカッコいい。会津戊辰戦争の場面は何度見ても涙。りおちゃんの子役もかわいい!
- 登場人物の中では藩主の松平容保が徳川慶喜に振り回され苦悩する姿を綾野剛が狂気に近い演技で圧巻である。見どころは何と言っても老人と女子どもしかいなかったとされる鶴ヶ城での八重の活躍。
第6位 葵 徳川三代
徳川300年の礎を築いた家康・秀忠・家光、三代を描いた壮大なドラマ
人気度 | |
---|---|
満足度 |
作品概要
関ヶ原の戦いから大阪冬の陣、夏の陣を経て徳川300年の礎を築いた家康、秀忠、家光の壮大な人間ドラマ。
中村梅雀演じる水戸光圀がドラマの案内役を務め、物語の関連知識や情報を提供した。
徳川家康を津川雅彦、二代将軍・秀忠を西田敏行、三代将軍・家光を尾上辰之助、秀忠の正室・お江を岩下志麻が演じた。
全編ハイビジョンで撮影された最初の「大河ドラマ」
キャスト
津川雅彦、西田敏行、尾上辰之助(現 尾上松禄)、尾上菊之助、宍戸 錠、神山 繁、江守 徹、夏八木勲 ほか
作:ジェームス三木 音楽:岩代太郎 語り:中村梅雀(2代目)
- 俳優陣はさておき(文句なし)、名だたる戦国大名がでるわでるわのオンパレード。どちら様も一国の大名にふさわしい器と個性。怒濤のように初回からぐいぐい引き込まれます。もう見ているだけで圧倒されます。
- 初)家康、秀忠、家光江戸幕府創成期の大河ドラマ。ジェームス三木名人の本なので古臭いが安定感があり見応えがありました。
- このシリーズのインパクトは、いきなり総括関ヶ原の戦いを持ってきた所です。それから、何故戦に至ったか語られるという展開が気に入ってます。俳優陣も豪華で、私世代にはたまりません
- 五本指に入る、名作大河ドラマ。重厚。関ヶ原の合戦以降、大阪夏・冬の陣で徳川方が豊臣側を潰すまでの過程が丁寧にドラマ化されているのは今作以外にはないのでは?
- 本作は役者の質が高い最後の大河であり、合戦の撮影に大金を掛けていた最後の大河でもあります。

第1話の関ヶ原の合戦はかなり気合いの入ったクオリティで、これだけでも見る価値あり!
第5位 いだてん~東京オリムピック噺~
金栗四三と田畑政治。 2人がいなければ日本のオリンピックはなかったー。
人気度 | |
---|---|
満足度 |
作品概要
【あらすじ】
“日本で初めてオリンピックに参加した男”金栗四三と“日本にオリンピックを招致した男”田畑政治。この2人がいなければ、日本のオリンピックはなかった。
日本が初参加し、大惨敗を喫した1912年「ストックホルム」。幻となった1940年「東京」と敗戦、復興、そして…平和への祈り。
1964年東京オリンピックが実現するまでの日本人の“泣き笑い”が刻まれた激動の半世紀を描く!
キャスト
中村勘九郎、阿部サダヲ、綾瀬はるか、生田斗真、杉咲 花、永山絢斗、勝地 涼 ほか
作:宮藤官九郎 音楽:大友良英 語り:森山未來
- 低視聴率ばかりが話題になるが、実際にドラマをみれば視聴率以上に魅力あるドラマであることは明らかだ。
- 正直、いだてんが始まった頃は「現代ものか」と若干醒めた気持ちで見始めていた。しかし、いざ見てみると、オリムピックへの情熱をさまざまな登場人物が燃やし、つなげていく珠玉の作品だった。
- 序盤の金栗四三がオリンピックを目指すパートでは、正直あまり面白く感じなかったが、後半のまーちゃん編から一気に面白さが加速。
- ほんとにいいドラマなのに視聴率があまり奮わないことでたびたびニュースになってたのがほんとに嫌だった。役者もみんな良いし、ストーリーも綿密に作られてて、クドカンやっぱすげぇってなる。
- 第2部からリアルタイムで追って、第1部は総集編で見た。見てて何度もわんわん泣いた大河は初めて。全編通してお金のかけ方が上手だったんじゃないかという気がする。

第4位 篤姫
波乱万丈の篤姫の生涯を宮崎あおいが史上最年少で演じる
人気度 | |
---|---|
満足度 |
作品概要
激動の幕末、自らの信念を貫き一途(いちず)に生きた女性がいた。
薩摩藩・島津家の分家の娘から徳川第十三代将軍・家定に嫁いだ篤姫である。
家定の死後は出家して天璋院(てんしょういん)となり、江戸城無血開城に大きな役割を果たす。原作は宮尾登美子の小説「天璋院篤姫」。
キャスト
宮崎あおい、瑛太、堺雅人、小澤征悦、原田泰造、長塚京三、樋口可南子、松坂慶子、高橋英樹、玉木宏 ほか
原作:宮尾登美子 脚本:田渕久美子 音楽:吉俣良 語り:奈良岡朋子
- 個人的に大河史上1番面白いと思う。特に女性の方が楽しめるのかなという気はする。
- 女性がしっかり生きる、そして好きな人を愛し続ける話で共感を呼びました。おもしろかった。
- 「大河ドラマは古いし老若男女見るので展開が遅くかったるい」、そう思っていた私の考え方を大きく覆した作品でした。
- 主演の宮崎あおいは、文句なしに素晴らしかったです。少女時代は愛らしく、正室のときは美しく、そして天璋院になってからは強く頼りがいのある女を演じています。
- 上手い役者、脚本、演出それにBGMと全ての要素がそろって、ドラマとしての完成度は200%と思います。
第3位 真田丸
今だって、愛と勇気の旗をかかげていいんだ。
人気度 | |
---|---|
満足度 |
作品概要
戦国時代最後の名将・真田幸村。その本名を、真田源次郎信繁という。
好奇心にあふれ、冒険を好み、戦国の世を駆け抜けた真田信繁は、いつしか、覇者・徳川家康をも恐れさせる伝説の武将となった。
天才の父、秀才の兄の背を追いかけながら、故郷に住む家族と共に乱世を生き延びていくために、迷い、悩み、苦しみながら成長していく。
大坂の陣で戦国時代最後にして最強の砦「真田丸」を作りあげるまでの人生を描く。
キャスト
堺 雅人、大泉 洋、長澤まさみ 、木村佳乃 、黒木 華 、平 岳大 、藤本隆宏 、藤井 隆、高嶋政伸 ほか
作:三谷幸喜 音楽:服部隆之
- 堺さんは勿論のこと、内野聖陽さんの家康の話し方が憎たらしくて憎たらしくて...名演技でした。
- 秀吉の天下統一の後、関ヶ原の戦いまでこんなヒューマンドラマがあったのかと日本史習う前に見ておきたかったドラマです。
- 歴代大河ドラマのなかでも個人的にベストワンの快作!!龍馬伝とは甲乙つけがたい
- もう、幸村として戦うという決断の回から涙が止まらない!
- もう何年も通しで大河ドラマは見てませんでしたが、1年間見終わった後は、心にぽっかり穴があいた気持ちでした。
第2位 龍馬伝
昇天の「龍」が地上に残したもの・・・―それは「希望」
人気度 | |
---|---|
満足度 |
作品概要
「幕末史の奇跡」と呼ばれた風雲児・坂本龍馬33年の生涯を、幕末から明治にかけての屈指の経済人・岩崎弥太郎の視線から描く。
土佐から江戸、そして世界へ・・・。龍馬の行くところ、時代が怒とうのように動き始める。
土佐に生まれた名もなき男が幕末の動乱で薩長同盟に尽力し、明治維新を大きく進める原動力となった姿を描く。
キャスト
福山雅治、香川照之、大森南朋、広末涼子、寺島しのぶ、貫地谷しほり、佐藤 健、杉本哲太、渡辺いっけい ほか
作:福田靖 音楽:佐藤直紀 語り:香川照之
- 「龍馬伝」は、NHK大河の面目躍如の大作だと思います。岩崎弥太郎の視点から見た龍馬という設定は斬新です。
- 時代設定、役者の演技、映像センス、音楽、これらが足算ではなく掛算となって激動の時代を生きた男達の熱いドラマを盛り上げています!!!映像もホントに美しいので、是非ブルーレイで!!
- 泥まみれ汗まみれになりながら嗚咽し時にはよだれや鼻水までも容赦なく見せられ日曜の夕食時の映像にはちょっと汚すぎると思ったけれど、それだけ現実味や説得力があってまさに幕末に生きた人間ドラマ
- プロの役者陣に混ざって、アマチュアの福山龍馬がけっこういいんです。演技はベタなんですが、存在感で対等に張り合ってます。凄腕の役者陣に食われてません。
- 個人的には21世紀の大河ドラマでは一番面白い作品です!!役者さんも全員名演!!
第1位 新選組!
誠の名に集いし若者たちの青春群像劇「新選組!」
人気度 | |
---|---|
満足度 |
作品概要
幕末、京都の治安を守り、時代に翻弄されながらも最後まで未来を信じて生きた新選組局長・近藤勇とその仲間たちの青春を描く。
2006年(平成18年)には正月ドラマとして、続編の「新選組!!土方歳三最期の一日」を放送した。脚本は三谷幸喜。主役の近藤勇は香取慎吾、土方歳三を山本耕史、沖田総司を藤原竜也、斎藤一をオダギリジョー、水戸派の芹沢鴨を佐藤浩市が演じた。
キャスト
香取慎吾、藤原竜也、山本耕史、優香、オダギリジョー、中村勘太郎、山本太郎、堺雅人、山口智充 ほか
作:三谷幸喜 音楽:服部隆之 語り:沢口靖子
- 大河の枠を超えた最高傑作だと思います。細かい伏線が張られた緻密な脚本、生き生きとしたキャスト達。時代劇という作り物の世界がリアルに迫ってきます。
- これまでの近藤や土方は、ベテラン俳優が多かった。このドラマのよさは、キャスティングが実像に近い年齢であること。
- いち大河ファンとして、このドラマ制作における冒険性は評価すべきと思う。中盤以降からは全く目が離せないほど面白い。
- 真面目に見始めたのは芹沢鴨暗殺くらいからで、それ以前は殆ど適当に見流してました。でも、はまったらドツボ。
- これまで凶暴な集団として描かれた新選組とは異なり、一人一人の人物たちがが命溢れる者として細やかに描かれており、見れば見るほどハマっていきます。
以上、厳選したTOP10の紹介でした!
第1位「新選組!」と第2位「龍馬伝」は僅差でしたが、圧倒的な口コミ数で「新選組!」が上回りました。
また視聴率との関係で見ると、
視聴率2位「利家とまつ」、3位「天地人」 ➡ ランク外
視聴率ワースト2の「平清盛」「いだてん」 ➡ 9位、5位
となっており、Amazonの評価は視聴率とあまり関係ないのが分かりますね。
続いて、ワースト3を発表します。
歴代大河ドラマ 本当の人気ランキングワースト3【2000年~】

作品の良し悪しというより、DVDを購入して評価するほどのファンを獲得できなかった、という点が敗因でしょうか。
ワースト第3位 北条時宗
未曾有の国難・蒙古襲来に毅然と立ち向かった若き執権・時宗の生涯。
人気度 | |
---|---|
満足度 |
作品概要
鎌倉時代中期、18歳の若さで鎌倉幕府の第八代執権となり、2度にわたる蒙古襲来という未曽有の難局に果敢に立ち向かった北条時宗。
その34年の短い生涯を、CGやデジタル合成技術、モンゴルロケも交えて国際色豊かに描く。
主演は和泉元彌、異母兄の時輔を渡部篤郎、2人の父で第五代執権の北条時頼を渡辺謙、その妻で時宗の母を浅野温子、時宗の祖母を富司純子、南宋出身の博多の商人・謝国明を北大路欣也が演じた。
キャスト
和泉元彌、渡部篤郎、渡辺謙、浅野温子、富司純子、北大路欣也 ほか
原作:高橋克彦 脚本:井上由美子 音楽:栗山和樹 語り:十朱幸代
- 大河ドラマ好きな私ですが、フィクションが多すぎていただけないです。時宗が討った筈の兄時輔が生き延び、元にまでも渡り、クビライ(フビライ)に謁見してしまう。嵐で打ち上げられた蒙古兵を日本軍が総出で介抱する。有り得ない。
- この作品、ストーリー的には可も無く不可も無くってとこでしょうか。特筆すべきは演技。謙さん・北村一輝・吹越満は素晴らしい。鳥肌立ちました。その演技だけでこの作品は全然OKです。
- 時代に合わないヒューマニズムがよく批判されるが、結果、時宗のそれが周囲の現実的意見や頼綱の冷酷さを際立たせる効果ともなっていた。
ワースト第2位 功名が辻
戦国時代を生き抜き、一国一城の主となる夢を叶えた山内一豊と妻・千代の物語
人気度 | |
---|---|
満足度 |
作品概要
わずか五十石から土佐二十万石の城主にまで駆け上った戦国武将、山内一豊。
知恵と機転で夫を支えた賢妻の誉れ高い千代。
この2人の夫婦愛を軸に、男たちが命を賭けた合戦、政略結婚の犠牲となった女たち、上意下達の中で生きる武士の悲哀など、戦国乱世を舞台に愛と功名の歴史ドラマが展開する。
千代役に仲間由紀恵、一豊役に上川隆也、ほか名優たちの競演も見どころである。
キャスト
仲間由紀恵、上川隆也、舘ひろし、柄本明、西田敏行 ほか
原作:司馬遼太郎 脚本:大石静 音楽:小六禮次郎 語り:三宅民夫
- 浪人から信長に仕官し信長が討たれるまでが面白いです。ただ、三宅アナの語りが明るすぎるのと「話は遡るが…」等のコマには閉口します。現代的な反戦思想をそのまま盛り込んだり、史実違いはやはり問題あり。
- 一国一城の主になると言う一豊の夢に向って、才女である千代とともに立身出世していく、まさに合戦をかさね、知略を持って進んでいく、これぞ大河の醍醐味です
- 一豊の愚直さと千代の聡明さがはっきりとし過ぎていて、一豊が阿呆に見えてしまうのがちょっとなあ……と思いながら観ていました。
ワースト第1位 花燃ゆ
明治維新は、この家族から始まった。
人気度 | |
---|---|
満足度 |
作品概要
明治維新で活躍する志士を育てた吉田松陰の妹・文(ふみ)。
久坂玄瑞の妻となり、激動の長州藩の運命に翻弄されながらも、明治維新のまっただ中を生きぬき、松陰の志を引き継いだ。
幕末の動乱が激しさを増す中、松陰の家族や門弟たちはさまざまな困難に直面するが、松陰の教えを胸に志を持って力強く生きぬく。
“家族の強い絆”と、松陰の志を継いで時代を切り開いていった“若者たちの青春群像”をダイナミックなスケールで描く。
キャスト
井上真央、大沢たかお、伊勢谷友介、高良健吾、東出昌大、原田泰造、劇団ひとり ほか
作:大島里美、宮村優子 音楽:川井憲次 語り:池田秀一
- 脚本が雑で行動の動機づけとキャラの掘り下げが浅いので、吉田松陰も久坂玄瑞も、ただの死にたがりのアホの子になっていました。
- 美男目当てに見続けた大河。あんまりストーリーが頭に残っていない。
- 内容ははっきり言ってつまらないです。でも役者さんの熱量はすごかったです。脚本の弱さを俳優陣の底力と演出で持たせたドラマでした。
- 明治維新には涙抜きでは語れない物凄いドラマの素材がたくさんあるのに軽く全て詰め込んでしまった感が否めない。
- そんな悪くないと思うけど、大河ドラマ観るのが今作以降途切れた。

みなさんの作品選びの参考になればうれしいです。
またNHKは大河ドラマ以外の時代劇もレベルが高いですよ!人気作品を関連記事でまとめました。
U-NEXT経由のNHKオンデマンド視聴について詳しくメリット・デメリットを知りたい方はコチラの記事も参考にしてください👇
