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HUAWEI MatePad Paperを電子ノート端末として使った感想

2022年6月9日にファーウェイの電子ペーパータブレット「HUAWEI MatePad Paper 10.3インチ」が発売されました。
さっそく購入してみたので、電子ノートとしての使い勝手をレビューしたいと思います。

悩み男子
世の中ペーパーレスが進んでるし、紙のノートから卒業してすっきりしたい。
悩み女子
デジタルノートなら検索も簡単だし、仕事や勉強の効率が上がりそう。

そんな感じで電子ノートに興味を持つ人が増えています。

私は過去3年半ほど、仕事でiPad Proの電子ノートを使っており、紙のノート換算で50冊くらいは記録してます。その経験を踏まえてレビューします。
たけよし

手書きのデジタルノートならiPad + Apple Pencilの組み合わせが定番ですが、
「値段が高い」「書き味がしっくりこない」
という声が多いのも事実。

そんななかで電子ペーパーを使った電子ノートは

  • 紙のような書き心地で違和感がない
  • 自然な反射で目にやさしい
  • 軽くて長時間使える

と根強い人気があります。
とはいえまだ発展途上のジャンルなので、何を選ぶのが正解?という疑問も多いのが現状。

HUAWEI MatePad Paper がそのアンサーになるのか、使い勝手をレビューしていきます。

>>関連記事:HUAWEI MatePad Paper 10.3インチをKindle端末として使った感想

 


HUAWEI MatePad Paper10.3の電子ノート機能レビュー

下記のポイントをレビューします。

  • 外観・重量
  • 価格
  • 画面サイズ
  • 書き心地
  • 手書き入力の遅延
  • 手書き認識・検索性
  • アプリの使い勝手
  • Androidの手書きアプリを導入してみた結果
  • バックアップ・外部共有

 

外観・重量

ブラック基調でロゴも目立たず、なかなか高級感があります。

地味ではありますが、ビジネス用途や学校で使う場合にはちょうどいい落ち着き具合じゃないでしょうか。ビジネスの場でこれでノートを取ってたら、さりげなく注目を浴びると思いますね。

本体とカバーはマグネットだけでくっつく仕様です。注意が必要なのは、磁力がしっかり効くのは定位置だけで、少しでも本体がずれると急激に磁力が弱くなる点。持っているときに本体の位置が少しずれて、落としそうになる場面が何回かありました。慣れで解決できるかもしれませんが、ここは改善を求めたいポイント。

実際に使う場面を想定して、ケースとペンを含めた総重量を計測しました。

その結果は

MatePad Paper本体 360g + ケース・ペン 181g = 総重量 541g

正直めちゃ軽いというワケではないですが、持ち歩くのは全く苦にならない重さです。

たけよし
私がいつも使ってるiPad ProはケースとPencil含め総重量792g。これに比べればかなり軽く感じます。

 

価格

HUAWEI MatePad Paper10.3インチの定価は64,800円

公式ページなどで割引キャンペーンなどもあり、記事作成時点ではAmazonが最安ですが、それでも5万円台後半はする端末です。

手書きできる電子ペーパーとしての競合は、同じ10.3インチサイズでは「QUADERNO (クアデルノ)A5サイズ」と「BOOX Note Air2」の2機種が競合になります。下記に価格を調査しました。

機種名種類定価最安値(記事執筆時点)
QUADERNO A5サイズ / FMVDP51電子ノート49,800円46,000円Amazon
HUAWEI MatePad Paper 10.3インチタブレット(HarmonyOS)64,800円58,909円Amazon
BOOX Note Air2
タブレット(Android)69,800円67,800円Amazon

クアデルノと比較すると本機は13,000円くらい高いですね。ただクアデルノは基本的に電子ノートに特化しているのに対し、HUAWEI MatePad Paperは電子ペーパータブレットという位置づけです。

なので単純な比較はできず、

  • 電子書籍リーダーとして使える
  • ブラウザとして使える
  • メールチェックができる
  • その他モノクロでもOKな各種アプリが使える

というプラス要素や拡張性にどれだけの価値を見出すかがポイントになります。

同じ電子ペーパータブレットとしてはBOOX Note Air2が競合になります。こちらに比べると本機は定価で5,000円ほど安いので、割安な価格設定と言えます。

 

画面サイズ

HUAWEI MatePad Paperは10.3型のE Ink 電子ペーパーを搭載しています。
サイズ感を紙のB5ノートと大きさを比較してみました。

B5ノートよりひと回り小さいサイズ感になります。
こうやって比較するとやや小さいように感じますが、日常的に持ち歩く電子ノートとして使用するには、10インチ前後がちょうどいい大きさだと思います。

たけよし
過去にiPad Pro12.9インチ(=A4サイズ)で電子ノートを試しましたが、メモを取るには重いし、見た目の存在感ありすぎで注目を集めちゃうんですよね。逆にiPad miniサイズまで小さいと書きづらいし。

解像度は(1404×1872) 227PPIとなっており、電子ペーパーとしては標準的なスペック。普通に手書きノートとして使う分には十分な解像度です。32段階調節可能なバックライトがあり、暗い場所での手書き入力にも問題ありません。

 

書き心地

HUAWEI MatePad Paperの書き心地はかなり好印象。書き心地はさすが電子ペーパーという感じで、大きなメリットです。
適度な摩擦感、表面の柔らかさがあって、まさに紙に書いている感があります。しっかり丁寧に書こうという気になれます。

しばらく使っているとペン先が削れて滑りがちになるので、それが嫌な人はペーパーライクフィルムを使うといいです。私が買ったのはこちらの商品。


FILMEXT フィルム HUAWEI MatePad Paper 用 ペーパーライク フィルム 液晶 保護フィルム 反射低減 指紋防止 抗菌

たけよし
私が常用してるiPad Pro+Apple Pencilだと、ツルツル滑って早めに書いた場合はかなり字が崩れます。これに対し、HUAWEI MatePad Paperは早く書いても字が崩れにくいのがいいですね。

 

手書き入力の遅延

手書き入力の遅延は、ゆっくり書く人ならほとんど感じなくて済むはず、というレベル感です。
ただ私のように速く走り書きするタイプだと、それなりに遅延を感じるかなという印象。

これは私が現在遅延がほぼないiPad Proを使っているので、遅延に敏感になってる部分は大きいかも。この機種の遅延は26msでそう悪くないんですが、iPadProは9msなんですよね。ちょっと相手が悪い。
たけよし

ただ遅延があっても、書き心地がいいので慣れの範囲かなと思います。

iPadのようなツルツル滑る端末の場合、このくらいの遅延だとペン先が「どこまで書いているか分からない」状態になってしまい、実用に耐えません。

でもこの端末は適度な摩擦があってペン先が止まるので、多少の遅延があってもiPadのような状態までにはならず、「遅れてついてくる」くらいの感覚なので、遅延にシビアな人以外は十分実用できると思います。

 

手書き認識・検索性

手書き入力した文字は、範囲を囲んで「文字起こし」アイコンをタップするだけでテキスト化してくれます。

癖のある字でもそこそこ認識してくれるので、これは便利!

さらに便利なのが、わざわざ文字起こしをしなくても、入力した文字は自動的に文字認識して検索可能にしてくれる機能。

たけよし
あとからノートを探すのが簡単です。

 

アプリの使い勝手

メモ入力画面のメニューです。

ペンの種類は「万年筆」「ボールペン」「鉛筆」「マーカー」の4種類
特に豊富というわけではないですが、ビジネスとか勉強用途なら実用的には十分でしょう。

色の選択は「黒」「灰色」「白」、ペンの太さは「太字」「普通」「細い」が選べます。

メモのテンプレートは9種類用意されていますが、ちょっと少な目の印象。

 

Androidの手書きアプリを導入してみた結果

純正アプリ以外の手書きアプリが使えるのか、自己責任で他社製のAndroido手書きアプリを導入して試してみました。

  • MetaMoJi Note
  • Ink&Paper Handwrite PDF Notes
  • OneNote

の3種類を試してみたところ、端末の仕様なのか、どれも手書き入力の遅延が激しい。時間にすると0.5秒くらいでしょうか。
ゆっくり線をひくと、引かれた線がペン先を2~3㎝くらい空けて追いかける感じになります。
残念ながら、さすがに実用に耐えないレベルです。

今後のアップデートで改善される可能性はありますが、現状メモアプリはHuawei純正のものを使うしかなさそうです。

 

バックアップ・外部共有

手書き入力したメモは「Huaweiクラウド」というHuawei独自のクラウドサービスに自動保存できます。

Googleドライブ、Dropbox、OneDriveなどとは連携していません。

外部共有は「画像」「PDF」「テキスト」の3種類のみとなっています。

たけよし
このあたりの拡張性の乏しさは、ファーウェイ端末のデメリットになりますね。
ノートを取るという点に特化すれば、特に問題はないですが。

HUAWEI MatePad Paperを電子ノートとして使ったレビューまとめ

上記レビューをまとめると

  • 書き心地はかなり良い。さすが電子ペーパー。
  • 手書き入力はやや遅延を感じる
  • メモアプリの機能は実用的には十分といえるが、拡張性は乏しい。

といったところ。点数をつけるなら85点くらいでしょうか。

たけよし
実用的には合格点をあげられるものの、もう少しアプリや拡張性を煮詰めてもらえると完成度が高まるはず。

ただ電子ペーパータブレットという新興ジャンルに、今後が楽しみな端末が出てきたという感覚は結構あります。

電子ノートだけじゃなく電子書籍リーダーとしても使いたい人には、数少ない有力な選択肢になるのではないでしょうか。

>>関連記事:HUAWEI MatePad Paper 10.3インチをKindle端末として使った感想

紙の手帳やノートにたくさん記録している人は、ぜひ電子ノート端末として検討してみてください。

最後にHUAWEI MatePad Paperをおすすめしない人、おすすめする人をまとめておきます。

 

HUAWEI MatePad Paperをおすすめしない人

  • 電子ノート機能だけを求めている人(クアデルノでOKかも)
  • iPad並みのキビキビした動作じゃないと許せない人
  • 手書きの入力遅延がすごく気になる人
  • ペンの種類やノートのテンプレが充実していてほしい人

キビキビした動作や充実した手書きアプリを求める人は、迷いなくiPad Pro + Apple Pencilの組み合わせをおすすめします。ただiPad Proは結構お高いので、多少の遅延が許容できるならiPad Airでもいいでしょう。Amazonのセールで安くなってる場合があるので下記リンクからチェックしてみてください。

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iPad Air (Amazon)

Apple Pencil第二世代 (Amazon)

 

HUAWEI MatePad Paperをおすすめする人

  • 紙のような書き心地の電子ノートがほしい人
  • ビジネスや学校で実用的に使えるデザインの電子ノートを探している人
  • 電子書籍リーダーなどタブレット的な使い方もしたい人
  • iPadの書き心地や目の疲れ、重さなどに満足できない人

電子ノートに最適なサイズは10インチ前後なのですが、このサイズの端末は選択肢が少ないのが現状です。

そのなかでHUAWEI MatePad Paperは標準以上の能力を持った機種であり、かなり有力な選択肢と言えます。特に電子書籍リーダーも兼ねて使いたい場合は、実質的にBOOX Note Air2との二択になるので本機のコスパの良さが光ります。

興味のある方は下記のリンクから最新価格を確認できます。(Amazonが最安のことが多いですが、公式HPもセールを開催してる場合があるので要チェックです)

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