高いから、何とか節約する方法ってある?
そんな疑問に答えます。
NHK番組が配信される「NHKオンデマンド」。
月額990円でNHKの過去のコンテンツが見放題のサービスです。
結論を先に言うと、
NHKオンデマンドはNHKテレビ放送とは独立したサービスなので、受信料を払う必要はありません。
そこで思いつくのが、
NHKの受信契約を解約して、NHKオンデマンドに切り替えたらお得なのでは?
という節約方法。たとえば
NHK受信料(衛星契約):月額2,230円 ➡ NHKオンデマンド990円
になれば、大幅に節約できそうです。
この記事では
- NHKオンデマンドとテレビ放送の違い
- NHKオンデマンドのメリット・デメリット
- NHKオンデマンドのお得な登録方法
- NHK受信料を払わない方法 ➡ テレビを持たない。
について紹介していきます。
この記事の目次
スポンサーリンク
NHKのテレビ放送についておさらい
NHKの受信料はいくら?
日本に住んでるかぎり、テレビを持ってる世帯は必ず支払わないといけないNHK受信料。
口座振替とかカード払いになってるから、毎月なんとなく払っちゃってません?
- 地上放送のみ ➡ 月額1,260円 (年間15,120円)
- 衛星放送含む ➡ 月額2,230円 (年間26,760円)
しかも契約者の半数以上、53%が高い方の衛星料金を払っているのが現状です。
NHKの受信料をサブスクとして考えてみると
上記の受信料を動画サブスクと比べてみると・・・
サービス名 | 月額(税込) | 見放題作品数 |
---|---|---|
NHK(衛星契約) | 2,230円 | - |
U-NEXT | 2,189円 | 約18万本 |
Netflixスタンダード | 1,320円 | 約7,000本 |
Amazonプライムビデオ | 500円 | 約1万本 |
NHK衛星契約の受信料は、配信本数18万本のU-NEXTよりも高いです。
仮に安い方の地上波契約だとしても、Netlflixが契約できてしまいます。
こうやって比較すると「もったいない!」と感じてしまいますね。
NHKオンデマンドの料金と受信料との関係
2020年3月1日から、これまで2つに分かれていた見放題プランがワンパック化され、とてもお得になりました。
「まるごと見放題パック」月額990円を契約すれば、NHKオンデマンドで配信されている番組が、配信期間中いつでも何本でも視聴できます。
冒頭でもお伝えしましたが、NHKオンデマンドはNHKテレビ放送とは独立したサービスなので、990円以外に受信料を払う必要はありません。
- NHK受信料
➡ 市場原理が働かないので、すごく高い - NHKオンデマンド
➡ 他の動画配信サービスを意識した価格設定なのですごくお得
と言えます。
NHKオンデマンドのメリット(テレビ放送と比べてどう?)
NHKテレビ放送と比較しての、NHKオンデマンドのメリットを考えてみます。
NHK受信料が不要
年間費用で計算すると、NHK衛星契約(年間)26,760円、NHK地上契約(年間)15,120円 という費用を払う必要がありません。
NHKオンデマンドは 990円×12ヶ月 = 11,880円で済みます。
いつでも解約できる
NHKオンデマンドは、あまり見ない月は解約できます。
再登録もすぐできます。
一方、NHKテレビ放送の受信契約はテレビを所有している限り解約できないので、大きな違いです。
いつでも好きな時に見ることができる
テレビ放送は「放送時間を過ぎたら見れない」「録画し忘れたら見れない」
と不便な限りですが、NHKオンデマンドは自分の好きな時間に、好きなだけ見ることができます。
テレビ以外でも見られる
NHKオンデマンドはネット配信なので、ネット環境さえあれば外出先、出張先などどこでも見れます。
端末もテレビに限らずスマホ、タブレット、パソコンでの視聴が可能です。
コンテンツがテレビより圧倒的に豊富
NHKオンデマンドを契約すると、過去作品を含めた大量のドラマ、ドキュメンタリー、バラエティを見ることができます。
詳細はこちらのレビュー記事を参考にしてください。
関連記事:NHKオンデマンド「まるごと見放題パック」を2カ月家族で体験した感想。
そもそもテレビ放送は1日24時間の制約があるので、放送するコンテンツに限りがあります。
1ヶ月の配信本数を見ると(ニュース、中継以外)
- テレビ・・・約200本
- NHKオンデマンド・・・約7000本
比較にならないほどの差があります。月額料金を考えるとさらにコスパは圧倒的です。
これをたった月990円で見られるのは、実はメチャクチャお得なんです。
NHKオンデマンドのデメリット
NHKテレビ放送と比較した場合の、NHKオンデマンドのデメリットを考えてみます。
全番組が配信されるわけではない
NHKで放送されたすべての番組がNHKオンデマンドで配信されるわけではありません。
ニュース番組、スポーツ中継、音楽番組などは配信されていません。
➡ こちらのNHKオンデマンド公式HPで最新の配信作品を確認できます。
テレビ放送後、NHKオンデマンドへの配信は最短で翌日
NHKのテレビ放送後の見逃し配信は、2020年3月にスタートした「NHKプラス」で行われています(これは受信契約がある方向けのサービス)。
NHKプラスとの住み分けを行っているためか、NHKオンデマンドへの配信は早くても翌日です。
なので最新番組をすぐに見逃し視聴したい、という人は注意が必要です。
人気バラエティなどは2週間ほどで配信終了することが多い
「ブラタモリ」「チコちゃんに叱られる!」「突撃!カネオくん」など人気番組も配信されています。
しかし過去の放送分について見ることができるのは2回分ぐらいです。
おそらくこれを充実させすぎると誰もテレビ放送を見なくなってしまうのでは?というNHKの考え方なのかもしれません。
録画できない。ダウンロードできない。
テレビと違って録画はできません。(いろいろ裏技を使えばできなくもないですが、ここでは割愛します)
動画配信なので録画しなくてもいつでも見れるのですが、「必ず録画して保存しておきたい」というこだわりが強い方は注意してください。
またNHKオンデマンドは他の動画配信サービスと違って、ダウンロードができない仕様になっています。
通勤中などに見る場合、通信量を気にしないといけないのはちょっと残念です。
ココがおすすめ
- NHK受信料が不要
- いつでも解約できる
- いつでも好きな時に見ることができる
- テレビ以外でも見られる
- コンテンツがテレビより圧倒的に豊富
ココがダメ
- 全番組が配信されるわけではない
- テレビ放送後、NHKオンデマンドへの配信は最短で翌日
- 人気バラエティなどは2週間ほどで配信終了することが多い
- 録画できない。ダウンロードできない。
ニュースを見たい場合は、AbemaTVやYoutube、民放HPでたくさん配信されてますよ!
スポンサーリンク
NHKオンデマンドをお得に登録する方法
詳しくはこちらの記事で紹介していますが、NHKの公式HPから登録するメリットは少ないです。
NHKオンデマンドはAmazonかU-NEXTで見るのが賢い使い方|違いや料金、初月無料体験の方法を解説
悩み女子NHKオンデマンドがAmazonでも見れるって聞いたけど、なにか違いはある?あと無料体験とかはできるの? NHKオンデマンドはNHKの公式HPで契約できますが、現在はAmazonやU-NEXT ...
続きを見る
結論から言うと
①コスト優先 ➡ Amazonプライムビデオ経由で登録する
②コンテンツ優先 ➡ U-NEXT経由で登録する
のがおすすめです。
少し詳しく説明します。
①コスト優先 ➡ Amazonプライムビデオ経由で登録
Amazonプライム 月額500円 + NHKオンデマンド990円 = 1,490円
NHKオンデマンドはAmazonプライムビデオのチャンネルとして配信されています。
Amazonプライム会員なら、チャンネル登録が一番お手軽です。
ただし無料体験期間がありません。
下記で紹介するU-NEXT経由ならNHKオンデマンドを無料体験できるので、比べてみてください。
すでにAmazonプライム会員の人は、下記のボタンからすぐに登録できます。
Amazon Prime VideoでNHKオンデマンドを申し込む
まだプライム会員になっていない方はこちらで加入してみましょう。30日間の無料体験ページです ➡ AmazonプライムHP
②コンテンツ優先 ➡ U-NEXT経由で登録する
U-NEXT 月額2,189円 + NHKオンデマンド 0円 = 2,189円
U-NEXTは一見月額料金が高いのですが、毎月1200ポイントが還元されます。
そのポイントをNHKオンデマンド990円に利用できるので、NHKオンデマンドを実質無料で使うことができます。
①Amazon経由で申し込むのに約700円プラスすれば、
- 見放題作品18万本
- アダルト3万本も見放題(男性にはとても重要)
となるので、U-NEXT+NHKオンデマンドの組み合わせはコスパ最強となっています。
下のボタンから登録すると、NHKオンデマンドを含めて最長1カ月の無料お試しができます。
U-NEXTでNHKオンデマンドを無料視聴してみる【1000ポイント還元】
詳しい申込方法はこちらの記事を参考にしてください。
ちなみに公式、Amazon、U-NEXTのいずれのサービスでも、NHKオンデマンドは毎月1日~月末を1カ月とみなします。
月末に登録しても990円かかってしまうので、毎月初旬に登録するのがベストです。
NHK受信料を払わない方法 ➡ テレビを持たない。
NHKオンデマンドだけで十分満足できる方は、NHK受信料払わないために「テレビなし生活」を検討してみましょう。
巷には「NHK勧誘員を追い返す方法」「NHK勧誘の断り方」などのノウハウが出回っていますが、正直不安だし、面倒ですよね。
テレビを持たなければ、いろいろ考えずに正々堂々とNHK受信料を削減できます。
今はTverなど動画配信が充実しているので、ネット回線さえあれば必ずしもテレビは必要ありません。
そのあたりは別記事にまとめてみたので参考にしてください。